社会的価値を追求するCEOの挑戦
こんにちは。配車ステーションプロジェクトディレクター…いや今回はあえて運営会社のCEOを名乗りましょう。
社会的な地位や立場というものがあります。それを失うのを恐れて生きている人が多いのではないでしょうか?例えば、「会社が倒産しそう」となれば社長はその地位を失いますし、社員はそこで働く立場を失います。確かに困ることばかりが想像されるので、そうなることを恐れますし、そうならないように直感的に行動してしまいがちになるのも分かります。
しかし、私は自分の地位が失われることよりも、自分や会社の社会的な価値が無くなることを恐れています。社会的な価値とは、社会に必要とされているか、そうでは無いかということです。しかもそれは表層的な意味ではなく、もっと本質的な意味になります。
自社や自分だけが利益を得られる活動しかしないというのは表面上、誰かの役に立っているように見えても、社会的に価値があるとは言えないと私は思います。綺麗事ばかりじゃやっていけませんので、企業活動に利益は必ず必要です。しかし、「自社の利益が誰かに利益をもたらしているから生まれている」という構図を描けない事業ではダメなのだと思う、ということです。
まとめ
混乱を生むかも知れない転換期を前に、改めてこのように考えるようになりました。私たちの行う事業は誰にどんな価値を提供するべきなのか。そこで、ビジョン「物流の新時代をつくる」を実現するために、「配車ステーションによる変革を促す活動」というミッションを通して、「標準化された業務による持続可能な物流」という価値を提供することで、我々の価値をつくっていこうと考えています。
私たちの掲げるビジョンが誰かの利益になるのかどうか、まだ成果が出ていないものだから評価することができません。だからといって、そのようになるのかどうか分からないものをただ何となく提供しているわけではありません。私たちは私たちのソリューションが社会に役立つと信じて、その字のごとく自信をもって提供しています。