先輩配車マンへの恩返し(継承していきたい想いとは?)

先輩配車マンへの恩返し

筆者は沢山の配車担当者に恩があります。取引先の若造だった筆者に色々なことを教えてくれた人たちからうけた恩です。こういうのはわりと暑苦しい話になるので嫌われがちですが、ほんの少しで良いので語らせてくれると幸いです。

次の世代に伝えたい想い

筆者に配車のなんたるか(笑)を教えてくれた先輩たちは、「(恩なんか)いつか返してくれれば良いよ」と言ったままま引退していってしまいました。だけど、中にはこんな風に言ってくれた方がいました。

君に教えるのは自分を食わせてくれた業界への恩返しだと思っている

その方は戦後すぐの生まれで、私なんかよりも大変な時代を生きてこられていました。だからこそ「食わせてくれた業界」という言葉は筆者が発する言葉なんかの数倍もの重みがありました。彼らが必死に生きた時代の上に私たちの時代があるんだな、ということを感じさせてくれる素晴らしい言葉だと思いました。それを電話で聞いたときは思わず泣きそうになったのを覚えています。

その後、何年も配車の仕事をしてきて、いい歳になってきた筆者も、同じように受けた恩を次世代に贈っていきたいと思うようになりました。だからといって仕事の継承について、先人たちと同じ方法に拘るのはきっと違うんだろうな、とも思っています。私たちの世代が私たちなりの方法で次の物流の新時代に見合った形で継承していけばいいんじゃないかと。しかし、たとえ暑苦しくて、嫌がられたとしても私が継承した「先人への感謝」「次世代への思い」は変えずに継承していかねばと思う限りです。

まとめ

若者たちに暑苦しくて「重い、重い!」と嫌がられても、先輩たちの想いはちゃんと伝えていきますよ!だから見守っててください!(まだ生きておられる先輩がた、すみません)

最後までお読みいただきありがとうございました!