ドライバー不足に限らず、人手不足は各業界で問題になっています。この問題について、かなり無責任ではありますが、筆者の思うところも含め、色々と考察させていただければと思っています。
人手不足の問題
トラックドライバーが不足している問題は、高齢化や若者の車離れなど、生活環境の変化などが原因とされています。本格的にドライバー不足になると、私たちの日常生活にも大きな影響が出て、スーパーに行っても商品が欠品したり、ネットショッピングで注文した商品がなかなか届かなかったりするという、物流クライシスと呼ばれる状況になると言われています。でも、本当にそんな世の中になっていくのでしょうか?筆者は疑いの目で見ています。
世の中の人手不足問題はいたるところにあります。土木建設業、医療機関、飲食店、福祉関係などなどです。よく見なくても分かるのですが「きつい」とか「辛い」と言われてる仕事ばかりです。でも、ベンチャー企業勤務とかコンサルティングファームとかいった派手な見た目の業界では人手不足は聞かない。そんなだから、筆者は感じ悪いかもしれないけど「なるほど、みんな派手で恰好良い仕事がしたいだけじゃねーか」と思ってしまうのです。みんながみんな、デスクワークをして、連休には派手に遊んで、というような生活がしたいのも分かります。でも、今の日本は「人々の生活を支える喜び」を忘れてしまった人ばかりになってしまったのかのように感じます。
ずいぶんと話がそれてしまいましたが、ドライバー不足も同じところに問題があるのかもしれないと思っています。筆者がお世話になっている(なってきた)ドライバーさんには格好良い人が多いです。なんか、プロ意識が高くて、たまに余計なことを口走ってしまうような人もいますが、どんな仕事を任せても安心できる、頼りになるドライバーさんをたくさん知っています。たしかに運送業界は、華もなければ、大きく稼げる業界ではないのかもしれません。それでも世の人々の生活を支えることに誇りをもって働くドライバーさんたちが活躍する、割とカッコイイ業界なんです。
ドライバー不足も、他業界の人手不足も、本当に人がいないから起きている問題じゃない、ということはないでしょうか?働くことができる人は必ずいるはずです。だから、この問題を解決するためにはまず、ドライバーという仕事、トラック運送に関わるということ、これらがカッコイイものであると人々に知らしめる必要があると思っています。筆者もその昔、凄まじい早さで積み込みをするフォークマンと、そのあと素早く荷張りをして去っていくドライバーさんの仕事を目の当たりにして、本当に感動しました。そして「いつかこの人たちに頼られる配車マンになりたい!」と本気で思ったのを昨日のことのように覚えています。同じ感動を多くの人に伝えることができれば、ドライバー問題はいつか解決できるんじゃないかと、甘っちょろいかもしれませんが、思わずにはいられません。
まとめ
ドライバーはきつくて辛い。でも、それでも格好良く働いてるドライバーさんがいる!だからすこしでもそれを広めてください!お願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました!