「努力は必ず報われる」という言葉、だれもが一度は聞いたことがあると思います。努力が報われたときに聞くと感動しますが、報われなかったときに聞くと超悔しいですよね。「いや、努力してたし!!」って(笑)
そこで今回は、「努力は必ず報われる」は真実なのか、報われる人と報われない人の差や、目標を実現するための方法など、詳しく解説していきます。
「努力は必ず報われる」って本当?
「努力は必ず報われる」とは、努力をすれば、その努力相応の結果が出るという意味の言葉です。「努力」は、「目標を実現するために、心身を労してつとめること」を意味します。「報われる」は、「自分の努力に対し、期待した成果が得られること」を意味します。
もう既にお気づきの方もいるでしょうが、そうです。「努力は必ず報われる」は真実です。
例えば、運行管理者(トラックなどの事業用自動車が安全に運行できるように管理を行う国家資格)の資格取得を目指すAさんとBさんがいたとします。2人とも同じ環境で、同じ内容を、同じ時間だけ勉強し、努力しました。その結果、Aさんは合格し、Bさんは不合格でした。
え?Bさんの努力は報われていないじゃん、と思いますよね。確かにそうです。報われていません。
でも、Aさんの努力は報われています。この2人の差は、一体何だったのでしょうか。
努力が報われる人・報われない人の差
この2人の差は、努力の量・方法だと考えることができます。詳しく説明します。
Bさんは、Aさんに比べて努力の量が足りていません。「なんでそんなこと言い切れるんだ!」「Bさんだって努力したじゃん!」と思われるかもしれませんが、これが真実です。
全く同じ環境、内容、時間で勉強をしたのに、Bさんの努力量が足りなかった理由は、理解するまでの時間の「個人差」が原因です。人間、得意なこともあれば、苦手なこともあります。Aさんにはピッタリだった勉強方法でも、Bさんには合わなかった、足りなかったということです。それぞれに合った方法で、必要な努力をすれば、必ず報われます。
実現したい結果から逆算して考える
必要な努力の量(方法)は、自分が実現したい結果から逆算して考えることで求めることができます。合格が目標なら、合格するためにどんな知識が必要か、その知識を得るためにどんな勉強方法が最適か、その勉強をするためにどのくらいの時間が必要かをまず考えることが大切です。
また、合格するために必要な最低限の要素を洗い出し、それを自分に合った方法で実行することで、努力を効率化することができます。しかし、回り道の中で身につくことも沢山あるので、効率化することが重要とは言い切れないでしょう。
大切なのは、実現までの道をある程度把握し、努力することです。心が折れそうになっても、前を向いて努力し続けることです。
「努力は必ず報われる」と似ている言葉
ここまで、「努力は必ず報われる」という言葉について掘り下げて解説しました。お前にはできないとか、無理だとか無駄だとか、そういうマイナスな言葉すべてを跳ね除ける強さが、この言葉にはありますよね。
「努力は必ず報われる」と同じような意味の言葉がいくつかあるので、ご紹介します。
努力が実を結ぶ
「実を結ぶ」とは、「努力したことで、いい結果が得られる/成功する」という意味の慣用句です。試験や大会などに挑戦するとき、絵馬に「努力が実を結びますように」と書いたりしますよね。「努力は必ず報われる」とは使い方が少し違いますが、内容としては似ている言葉です。
努力が花開く (開花する)
この言葉でいう「花開く (開花する)」とは、「成果が現れること」という意味です。「努力は必ず報われる」と同じ意味で使用されます。「花開く」の方が、華やかなイメージがありますね。
努力の甲斐がある
「努力の甲斐がある」とは、「行ってきた努力が結果につながること」という意味で使われます。「甲斐」とは「そのことをするだけの価値」という意味です。「努力は必ず報われる」とは少し違う気もしますが、内容は似ていますね。
「努力は必ず報われる」と似ている四字熟語
「好きな四字熟語は何ですか?」っていう質問、たまにありますよね。そんなときに、かっこよくスマートに答えられるよう、「努力は必ず報われる」と意味が似ている四字熟語をまとめました。
精神一到(せいしんいっとう)
「精神一到(せいしんいっとう)」とは、「心を集中して努力すれば、できないことはない」という意味です。
磨杵作針(ましょさくしん)
「磨杵作針(ましょさくしん)」とは、「惜しまずに努力し続ければ、必ず成就する / 報われる」という意味です。
百川学海(ひゃくせんがっかい)
「百川学海(ひゃくせんがっかい)」とは、「どんな人でも絶えず学び続ければ、いつかは大道を知ることができる」という意味です。全ての川は海を目指して流れ続け、いつかは確実に海にたどり着くということから作られた言葉です。
跛鼈千里(はべつもせんり)
「跛鼈千里(はべつもせんり)」とは、「努力を続ければ、能力が劣っていても成功する」という意味です。
一念通天(いちねんつうてん)
「一念通天(いちねんつうてん)」とは、「どんなことでも一心に念じ努力し続ければ、必ず成就する」という意味です。
引用:四字熟語辞典オンライン https://yoji.jitenon.jp
王貞治さんの名言
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。」
これは、一本足打法の世界のホームラン王、王 貞治(おう さだはる)さんの名言です。報われないということは、まだ努力とは呼べない域だったということだ、と王貞治さんは言っています。かっこいいですよね。
引用:公益財団法人野球殿堂博物館 https://baseball-museum.or.jp
努力するのが面倒な方へ
「努力は必ず報われる」のは分かった。でも考える時間も取り組む時間もないし、正直言って面倒だから…という方もいるでしょう。そんな方に、努力するための方法をご紹介します。
努力は意識してするものではない
実は、努力するための方法なんてありません。実現したい目標がある人にとって、「努力」はその過程であって、「努力すること」が目的ではありません。努力は意識してするものでも、自分で「私は努力しています」と言い張るものでもなく、知らず知らずのうちにできているものです。「目標を達成するための行動=努力」と言えるでしょう。まずは、自分が目指すものに、本気で取り組みましょう。
「時間がない」は言い訳
「時間がないから取り組めない」「時間がないから諦める」は、言い訳であり、ただの逃げです。諦めるために、自分に言い聞かせているのです。本気で叶えたい、実現したいと思っている人なら、どうにかして時間を作ります。やらないための言い訳を作る時間があるなら、今すぐ行動しましょう。
無理・無駄を考えるな
目標を達成する前から、「無理」「無駄」と言っていると、本当に達成できなくなります。そんなことを言う人は、何を言っても響かないと思いますが…。また、他人からそういうことを言われても、無視しましょう。そういう人は、あなたの足を引っ張りたいだけでしょう。
やる気が起きない?今すぐ起こせ!
達成したい目標がある人は努力を惜しみません。疲れていたり、他にやりたい娯楽があると、なかなかやる気が起きないのも分かります。しかし、目標を達成するためには、やる気を起こし行動する必要があります。
「やる気スイッチきみのはどこにあるんだろう~♪ 見つけてあげるよ♪ 君だけのやる気スイッチ~♪」ってCMありましたよね。私も、CMを見て「だれか私のやる気スイッチ見つけて欲しい~」と思っていました。子どものうちは周りの大人が見つけてくれるけど、大人になったら自分で探して押すしかありません。やる気スイッチを押す癖をつけましょう。(私のやる気スイッチは、時間制ルーティーンです。毎日決まった時間に取り組んでいます。)
いますぐ行動!とにかく行動!
努力を面倒に思う人の中には、「色々考えていたら面倒になってしまった」というパターンもあると思います。その対策として、色々考えるより先にまず行動に起こしてみる、という方法をオススメします。成功者も「思い立ったら即行動」を徹底していると言います。考え過ぎて面倒になってしまう方は、早速マネしましょう。
まとめ
今回の記事では、「努力は必ず報われる」という言葉について様々な視点から解説しました。努力は目的ではなく手段です。あなたが今叶えたい夢・目標があるのなら、諦める理由を探す前に、まずは本気で行動してみてください。すぐに上手くいかなくても、諦めず、努力を続けてみてください。そうすれば必ず、その努力は報われると成功者たちは言っています。
余談
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固定観念が邪魔をする
業界内では「配車につかうオンラインサービスといえば求荷求車」というイメージ・固定観念があるので、配車ステーションも求荷求車だと思われていることが多いです。
求荷求車サービスは多くの企業が参入しており、同じような機能を持つサービスが溢れています。そのため、配車ステーションも「また求荷求車か」というような印象を持たれているのです。しかし、諦めません。いつか絶対に、「努力は報われる」を証明してみせます。
私たちの挑戦はつづく
配車は信用が命。配車ステーションは、担当者が積み上げてきた信用が活かせるシステムになっています。(参考:配車ステーションとは)配車ステーションで思い描く未来を実現するために、私たちの挑戦はまだまだ続きます。
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