若者は電話が苦手?嫌い?そういわれる理由を解説

ビジネスコミュニケーションの今後の展望

こんにちは。配車ステーションプロジェクトディレクターです。
近年、電話に対して苦手意識を持つ若者が増えているそうです。今回はその理由を探っていきます。

で、でで電話が怖い!? 最年少社員に聞いてみた

早速、当社の最年少社員に聞いてみました。

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「最近の若者は電話を怖がる」ってほんと?

若い社員

そうですね…うーん。
確かに、電話が鳴ると少しドキッとしますね。

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なんでドキッとするの?

若い社員

普段、電話を使うことがあまり無いから…ですかね。

「電話で話す」こと自体、もう古いということなのだろうか…。オワコンってやつなのか…。なんだか少し寂しい。

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へぇ~。じゃあ友達と電話で話すこととかも無いの?

若い社員

時々ありますよ。
でも、電話するまででもない内容は、殆どメッセージで会話しています。

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なんだ、電話そのものが怖いってわけじゃないんだね。

若い社員

そうですね。
会社にかかってくる電話に限った話かもしれません(笑)

当社の最年少社員は、会社でとる電話に慣れていないだけでした。総務省の「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、コミュニケーション系メディアの使用時間を比較したときに、全年代でソーシャルメディア利用、メール利用の時間が長い傾向が継続していることが分かっています。また、若者と呼ばれる20~30代の平均通話時間(携帯・固定・ネット通話)は他の年代と比べてネット通話の使用時間が長く、40代~60代は携帯電話、ネット通話を短い時間で使用していることが分かります。

このデータと当社社員の言葉から、若者たちは短いやり取りや簡単な話なら、電話よりもメッセージの方が使いやすいと感じているのではないかと思いました。

ビジネスコミュニケーション今後の展望

電話はコミュニケーション手段の一つであり、ビジネスではまだまだ必要とされる場面があります。しかし、コロナ禍の影響で、相手の顔を見て通話するオンラインミーティングツールなどが浸透したことで、ビジネスコミュニケーションの方法も様変わりしています。こういう事実を受け止めて、我々旧世代の側から歩み寄る努力も必要なのかもしれません。