このコラムでは2023年に24年を迎えるまでに行った様々な運送会社の取り組みを紹介していました。ここからは24年を迎えた後、6月現在の状況も踏まえ、追記した記事をお楽しみください。
運送会社それぞれの一年間
運送会社の皆さんは今、この問題にどのように向き合っているのでしょう。筆者が業務を通して知る限りでは、いくつかのパターンに分かれていました。
- 荷主と運賃交渉する
- 作業を効率化することでコストアップを防ぐ
- 2024年問題の対象になるであろう運行を見直す
- 運行の効率化を図る
- 周りの動向を見る
1が王道で、案外これが上手くいったところが勝ち組なのかも。運賃の交渉は他の記事でも扱いましたが中々難しいもので、ちゃんと取り組んで成功させた者が勝てるのは自然の摂理と言えるのかもしれません。2はちょっと微妙。割と中堅クラスの大手が、小規模相手にマウントとりとりしながら準備してましたが、待機時間も減らないし、納品先の指定時間は依然として厳しいまま。成果が出ているとはちょっと言えないな〜という感じ、らしいです。(ごめんなさい。聞いた話です。)
3を選んだところで多かったのは、長距離をやめちゃうってところ。それで本当に仕事が確保できてるかどうかは、まだ分かりません。(調査不足です。ごめんなさい。)4は中継地点をつくって効率化しようって感じの話でしたが、勉強不足でごめんなさい。どこかこれやってんのかな〜って感じで何の情報もありません。5を選んだところは、ギリギリになって運賃の交渉を始めてましたね。「遅っ!」と思う人もいるかもしれませんが、タイミングは人それぞれ。何も行動を起こさないよりは良いと思います。
2024年5月末。筆者は信じられないほど荷物が少ない地獄のような日々を味わいました。皆さんはいかがでした?筆者の知り合いは配車人生20年で味わったことがない、最低の配車台数を記録したみたいです。少し前まで「(運賃が)上がってない仕事はしないよ。」な〜んて強気な発言をしていた配車マンも、このときだけはかな〜り凹んでいました。どんな対策をとってどんな結果が出たのか三者三様でしたが、ひどい閑散期の話からも感じられるように、取引先と誠意をもって接していなかった人にはそれなりの報いが返っていたように思います。筆者もそれを見ていて身が引き締まる思いでした!皆さんも気をつけましょう!
まとめ
調子に乗りすぎ、ダメ!絶対!
最後までお読みいただきありがとうございました!